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イドへ至る森へ至るイド―その2― [音楽全般]

―《殺セ》と《侵セ》とイドは歌う―

というわけで感想その2です。

前回は一回聞いただけの感想でしたので、今回は何回か聞いて曲に対する自分なりの推測、憶測などを飛び交わしてみようと思います。

ネタバレ(?)なので続きます。

というわけで、何回か聞いて思ったのが、

『イド』は複数存在する、ということですかね。

とりあえず一つ目は『井戸』ですよね。少年が落ちたあの井戸。

それで思ったんですが、少年自身が『イド』なのではないでしょうか。

イラストを見る限りイドも少年も『アルビノ』ですし、大事に抱えている青い眼の少女もそっくりですし。

ちなみにアルビノってのは長くなるのでググってください。

そう考えるとイドはもう一人いるのかもしれません。

イラスト内でイドと少年は同時に出てきています。

イドってのはラテン語で自我という意味だそうです。

ラテン語の類似語でエゴというものがあるので、やはりラテン語のイドであってるのでしょう。

エゴは作中でも自我とかかれてましたね。

そして独語ではエスといい、エスは自我ではない無意識のことらしいです。

無意識の中には衝動、情欲なども含まれているそうなので、イドは無意識の事でいいのでしょう。

そう考えるとイドは少年の無意識のことではないでしょうか。

歌詞の中に「友達が欲しかったけどそれがどんな物か知らなかったよ…」という部分があります。

これは作中で言っていたイドの本能と関連しているのではないでしょうか。

イドの本能は人を呼ぶ事。人を呼ぶのは友達が欲しかったからではないでしょうか?

しかし、友達がどういうものかわからない。なので母子なのかと。



村人が全滅した原因は『黒い死の病』。つまりは黒死病でしょうね。

黒死病と呼ばれていたのはペスト敗血症という全身黒い痣だらけになる症状のことらしいです。

そもそも黒死病の発祥の原因は魔女狩りの時に魔女の手先とされた猫の大量虐殺によって、ネズミが大発生したことによるという説があるそうです。

実際には黒死病が流行ったのは14世紀で魔女狩りは15~18世紀当たりだそうですが。

そう考えると、黒死病の話の後に魔女狩りの話が来るのは正しいのかもしれませんね。


そういえば通常版の表紙ではイドが少女の口を塞いでいるようにも見えます。

これは、アルバムかなにかの複線ではないでしょうか。

アルバムで少女が真実を語り始める、などといったこともあるかもしれません。



まぁ、全ての真相はアルバムを聞けば分かるかもしれませんし、それまで気長に待ちますかね。

それまで、何回も聞きなおしますよ!それでは~。
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