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十万企画―旅人と幽霊―2 [小説]



 一台のバイクが川沿いの道を走っていた。操縦しているのは一人の少女、その傍らには幽霊の青年が一人。
「だいぶ日が沈みかけてきましたね。急いだほうがいいでしょうか。」
 少女らは野宿する場所を探していた。一人用のテントが張れるくらいの広さの平地が中々見つからないのだ。
「日が沈む前に野宿するための焚き火を点けたいところだけどね。テントは諦めたら?」
「そうした方が良さそうですね…。適当にその辺りにでもバイクを停めますか。」
 そうして少女がバイクを土手近くに停めようとした時だ。
「ん?ねぇ、あれ。あの家、灯りが点いてないか?」
 青年が指をさした先には一軒の大きな家があった。
「あの大きい家ですか?…確かに灯りが点いていると言えば点いてそうな気もしますね。」
「だろ?でも、おかしくないか?電気供給なんてとっくに断たれている筈なのに。」
 人類の大半が死んだのは十年以上前の話である。
「あれだけ大きな屋敷なのですから自家発電装置でもあるのでしょう。それよりも今夜は野宿しなくて済みそうですね。行きますよ。」
「やっぱり行くの?」
「当たり前です。自家発電装置が動いているという事は当然そこに人がいる訳ですから。」
そうして、少女達は屋敷に向かっていった。

続く



という訳でまさかの続編です。

しかも二部以上構成です。何編に分けるかは決めてません。

先の内容もあんまりきめてません。

とりあえず、少女さんに戦闘でもしてもらいたい所です。一応何回も修羅場をくぐり抜けてる筈ですから。

狂犬を返り討ちにしたり、狂人を返り討ちにしたり、骸骨くだいたり。

まぁ、そんくらい経験ないと銃なんか持ち歩いて欲しくないですな。めっちゃ私見だけどwww

とりあえず、続きは乞うご期待。誠意製作中!

それでは~。
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